ありがとうメガネさん!!ところで老眼だと思うんです。
こんにちは!あん子です。
あー有り難や有り難や。ついにメガネが出来ました!!
(前回のいきさつはこちら:『ソフトコンタクト使用者は要注意!!放っておくと怖い「角膜新生血管」 』。ソフトコンタクト使用者には結構身近で恐い話についても書いています。良かったら読んでみてください!)
さて、昨日待ちに待ったメガネ屋さんから連絡があり、すっ飛んで受け取ってきました。
この2週間、辛かった!と言うか肩凝った!!
もうね、対象物から13cmまで近づかないと見えない生活なんて、有り得ないくらい疲れますよ。想像以上です。も~コリゴリ!!
で、じゃじゃーん!!新しいメガネの登場です。今回はうちの子らが小さい時にお世話になった彼に、代わりに掛けてもらいました。
と、そんなわけでアラフィフ主婦は、昨夜から快適メガネ生活を送っております。
素晴らしい!!
ところで同年代の皆様、老眼鏡って使ってますか?
私は未だです。いや、でも本当はとっくに老眼なんだと思うんです。でもここ数年、眼科に行く度に訴えているのに、先生が「まだ老眼じゃない」って言い張るんですよ。
「昔と比べて近い所がちっとも見えないんです。こ~やって離さないと。」と毎回実演してみせるのですが、おもむろに数行のテキストが載った段ボールの紙を出して、「ここに書いてある文章を読んでください。この、下の方の一番小さく書いてある段のところ」と指差されて読むと、必ず「まだまだあなた。老眼じゃないですよ。老眼っていうのはね、眼から35cm以上離さないと見えない場合を言うんです。」と取りあってくれないんですね。
でも現実、見えてないし。。。
という事で今回は、
「老眼って一体何なんだろう?」
「どんな症状があるの?」
「老眼鏡は早めに掛けた方が良いの?」
とこの辺りについて調べてみました(老眼鏡、遠近両用コンタクトについてや老眼矯正の手術に関しては、下記の記事にまとめています。良かったらそちらも併せて読んでみて下さい)。
※関連記事:
◎老眼とは?その仕組み◎
その前に、眼の仕組みを簡単に説明しますね。
眼球には、弾力性があり丸くて透明な「水晶体(すいしょうたい)」という部位があります。
水晶体は、カメラで言うところのレンズのような働きをしていて、景色や物を見た時の“ピント調整”を行っています。
ただしこの”ピント調整”は、水晶体そのものが単独で行っているわけではなく、水晶体の周辺にある「毛様体(もうようたい)」という組織の中の筋肉「毛様体筋(もうようたいきん)」が関係していて、実際はこの毛様体筋の伸縮運動により、水晶体の厚みが変わることで、”ピント調整”を行っています。
例えば、近くの物を見る時は、毛様体筋が緊張して縮むことにより、水晶体が厚くなって、焦点が合います。
逆に遠くを見る時は、毛様体筋が伸びて水晶体が薄くなり、焦点が合います。
では「老眼」はどういう状態かというと、年齢と共に弾力性が弱まって固くなった水晶体と、毛様体筋の調整力の衰えによって、近くの物にピントが合わせられなくなる状態のことを言うわけです。
ところで、“近視の人は老眼にならない”って聞いたことありませんか?
残念ながらこれは間違いです。老眼は病気ではなく、いわゆる”老化現象”なので、誰にでも起こります。
ただ近視の人は、もともと近い距離でピントが合うため、近くを見る時でも水晶体の厚さを変える必要がありません。それで老眼を自覚しにくいと言われています。
また実際、老眼になるのが遅い傾向もあるようです。
◎どの時点で老眼と認定される?◎
フランスの眼科では、「小さい文字を目から35cm以上離した場合に読めなければ老眼」と言われましたが、日本では一般的に、
人差し指を目から離して行き、指紋が見える距離が30cm以上あれば、老眼と判断されるようです。
また他にも、
●細かい文字が読みづらくなった
●夕方や薄暗い所で、本や新聞の字がよく見えない
●遠くから近く、または近くから遠くを見た時に、ピントが合いにくい(時間が掛かる)
なども老眼の兆候です。
気付いたら一度眼科を受診することをお勧めします。
◎老眼の症状◎
老眼の主な症状は、
●目の疲れ
●頭痛
●肩こり
●吐き気
などです。
どれも病気ではないけれど、結構厄介な症状ですよね。個人的には夕方以降が症状が重なってツライです。。。
◎老眼鏡を使うと進行が速くなるって本当?◎
老眼鏡って、いかにも歳取った感じがして、ちょっと抵抗がありませんか?それに初期の段階から老眼鏡を掛けると、進行が速くなると聞いたこともあるし・・・。
でも、これはデマです!
老眼を放っておいても、上に書いた症状が重くなるだけで、進行を遅らすことは出来ません!!
むしろ早めに対策を取った方が、無理をせずに見えるため、疲れも軽減して快適に過ごすことが出来ます。
◎老眼は予防可能?治療、改善手段はあるの?◎
老眼は加齢が原因の”生理現象”ですので、残念ながら確実に治す方法も、完全に避ける方法も有りません。
ただし、老眼鏡や遠近両用コンタクトなどを使うことで日常生活はある程度改善されますし、費用の問題やリスクは伴うものの、手術を受けて改善される方もいます。
いづれにしても「老眼かな?」と思ったら、早めに眼科に行って、診断結果や先生からのアドバイスを取り入れつつ、ご自分に合った改善方法を見つけられることをお勧めします。
※関連記事:
◎個人的な感想◎
と言うわけで、今回は老眼について見てみました。
実際、40代のうちに殆んどの人が老眼を自覚するわけですが、個人的にはこの「老眼」っていうネーミングがあまりよろしくないと思うんですよね。
そもそも眼のピント調節の衰えはなんと10代から少しずつ始まり、60代まで続くそうです。その中で40代が一番その衰えを自覚しやすいために、「老眼になった」という表現をするわけです。
ということは、老眼なんて10代から続く加齢現象の一過程に過ぎないわけですよ。なのに「老」って言う言葉が付いたとたん、なんだかもの凄~く歳取った気がしませんか?
私は結構この言葉、萎えます(-_-;)。気持ちは”お昼過ぎ”でも、「老」と付いたとたん、萎えます。orz。。。。
ちなみに「老眼鏡」については、「リーディンググラス」とか「シニアグラス」「キャリアグラス」などの呼び方もあるんですよね。
それならば「老眼」自体も何かせめて、四十肩みたいに「四十路眼(よそじめ?)」とか、横文字でちょっとオシャレに「ミドルアイ」とか言い方を変えてほしいと思うんですけど、変かな・・・!?