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どっちを選ぶ?老眼鏡と遠近両用コンタクト

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メガネとコンタクト
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40歳を過ぎたころから自覚するようになる「老眼」。

新聞や本の字が見えにくかったり、針の穴に糸を通そうと思ってもなかなか思うようにいかなかったり。そのうえ肩こりや眼の疲れも酷くなるし、なかなか厄介です。

でも老眼は、誰にでも起こる”老化現象”の一つ。我慢したところで防げるわけでも、逆に早めに老眼鏡を掛け始めたところで進行が早まるわけでもありません

 

それならば、早めに対処した方がずっと快適に過ごせますよね!

 

そこで、老眼矯正として最も一般的な、「老眼鏡」「遠近両用コンタクト」、そして「近視用のコンタクトを使った矯正法」について、それぞれの特徴メリットデメリットなどについて調べてみました!

 

◎老眼かな?と思ったらまずは眼科へGO!!◎

 

アラフォー世代以上の方で、

最近近くが見えにくいなあ。手元の作業がやたらと疲れる。。。と感じたら、年齢からしてまずは老眼を疑いますよね。

あ、そう言えば近くの100均で老眼鏡売ってたっけ。症状もまだそんなに酷くはないし、これで良いか!

と、思う方もいるかと思いますが、ちょっと待って下さい!

 

何はともあれ、まずは眼科に行きましょう!!

 

と言うのも、これぐらいの年齢になると、それまで健康だった人でも知らないうちに眼の疾患(緑内障、白内障など)や高血圧、糖尿病などの「生活習慣病」を患っている可能性もあるからです。

てっきり老眼だと思っていたら、実は全く違う病気だった、ということも有り得るんですね。

眼科の老眼検査では、「眼底検査」「眼圧検査」「細隙灯(さいげきとう)顕微鏡検査」などを行うことによって、眼に他の異常がないかも検査することが出来ます。

 

老眼は60代まで進行していきますから、メガネにしてもコンタクトにしても、それまでに2~3回作り替える必要があります。その都度眼科で検査なんて、ちょっと面倒くさく感じるかもしれませんが、年齢を考えるとむしろ、病気が無いかを知るいい機会と言えますよね。

ここは面倒でも、思い切って眼科にGO!です。

 

◎老眼鏡の種類と特徴◎

 

 

メガネと手帳

 

さて、眼科で検査を行った後はいよいよ老眼鏡選びです。一口に「老眼鏡」と言っても、実は色々な種類があるんですね~。

一つずつ見ていきましょう。

 

●近用単焦点タイプ

 

代表的な「老眼鏡」ですね。レンズは眼から30cm位の所に焦点を合わせてあります。

書き物読書には向いていますが、それより遠い所はカバーできません

 

●近用ワイドビジョンタイプ

 

「パソコン向け老眼鏡」とも言われています。近用単焦点タイプより、手元の見える範囲が広くなります。

机の上が広範囲で見えるため、読書だけでなく、パソコンなどのデスクワークにも向いています。

ただし飽くまで近用のため、机の先から遠くはカバーできません

 

●中近両用タイプ

 

「室内用」として使いやすいタイプです。3m〜4m範囲をカバーするので、デスクワークだけでなくテレビを観たり掃除料理などの家事をするのにも使えます。

室内で使う分にはとても便利ですが、やはり遠くは見えないので、車の運転などには使えません。

 

●遠近両用タイプ①(二重焦点レンズ)

 

レンズにはっきりと境目のあるタイプです。次に説明する、境目の無い〝累進多焦点レンズ”に起こる「ゆれ」「歪み」が無く、「近く」と」「遠く」がスッキリ見えます。

ただし中間距離が見え辛いのと、見た目が少し目立ち、段差が気になる場合もあります。

 

●遠近両用タイプ②(累進多焦点レンズ)

 

〝二重焦点レンズ“のような、目に見えるハッキリとした境目はありません

一枚のレンズの中で、上から遠用中間近用と度数が変化するタイプで、ちょっとしたデスクワークから車の運転スポーツなど色々な用途に使えます。

ただし遠、中、近と見る場所によって目線を切り替えなければならず、また度数の替わり目には「ゆれ」、「歪み」があり、人によっては疲れやすく、慣れるのに時間がかかる場合もあります。

また、近くから遠くまで見えるものの、「近く」と「中間点」の視野は狭いため、例えば手元での長時間作業には向きません

 

※「累進レンズ」は、老眼の進行で度数が強くなるとレンズの歪みも強くなり、視野が狭くなります。そのため、度数が弱い段階から掛けけ初めて徐々に慣らしていった方が、違和感が少なくて済みます。

 

 

◎遠近両用コンタクトレンズ◎

 

コンタクトレンズ

 

通常のコンタクト同様に、「ソフトタイプ」「ハードタイプ」があります(強い乱視の方は、ソフトレンズは使えませんが、ハードなら使える場合もあるようです)。

遠近両用コンタクトの場合、〝同心円状”に近距離、遠距離の焦点を取ってあり、レンズの中心部が近用(または遠用)、周辺部が遠用(または近用)になっています。

コンタクトは目に直接装着するため、メガネと違い目線を大きく変える必要がありません。また、視界が広く感じられること、「歪み」が出にくいことが利点として挙げられます。

 

ただし欠点もあり、コンタクトの性質上、「焦点」はズレやすくメガネに比べるとボヤケて見える場合もあります。

特に今まで近視用のコンタクトを使ってきた方には、遠くも近くも思ったように見えず、満足できない、という事も。また疲れが増したと感じる人もいるので、まずは眼科や眼鏡店で、取り扱っているモデルの試供品をもらい、しばらく試してみてから購入されることをお勧めします。

 

◎通常のコンタクトを使った矯正方法◎

 

花とバラ

 

老眼になる前から、近視用のコンタクトを使っている方も多いと思います。

私もそうなんですけど。

 

出来れば、使い慣れているコンタクトをそのまま使い続けたいですよね。

比較的に老眼初期の対処法になりますが、いくつか方法があります。

 

一つ目は、今までよりコンタクトの度数を若干下げる方法。これだけでも手元がずい分見やすくなるそうです。

 

二つ目は、今使っているコンタクトをそのまま着けて、読書や書き物など近くを見る作業の時だけ、コンタクトの上から近用タイプのメガネを掛ける方法。これもお手軽そうですね。

 

そして三つ目は、左右でコンタクトの度数を変えるという方法です。片方の目は遠くにピントを合わせ、反対の目は近くにピントを合わせることで、両目で見た時に、遠近両方見えるというわけです。

 

個人的には二つ目に興味がありますが、元々の視力なんかも関係してきそうなので、眼科で診察を受ける際に、どの方法が良いか相談してみるといいかも知れませんね。

 

◎まとめ◎

 

こうやって見ると、一口に眼鏡やコンタクトでの老眼矯正と言っても、色々な方法があるんですね。

どれも一長一短あって、なかなか「これ一つでOK!快適!」とは行かないようです^ ^;

 

それぞれのメリットとデメリットを理解したうえで、ご自分の生活スタイル、用途に合わせて、出来れば何種類か用意するのが良さそうですね。

 

 

 

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