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いつがベスト?虫歯を作らない歯磨きのタイミング

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歯ブラシ
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こんにちは、あん子です。

最近こちらはお天気が良くて暖かい日が続いています。今日はなんでも28度まで上がるとか!?

窓から見える遠くの八重桜も良い感じに満開です。今週末はソー公園にお花見に行こうっと!

 

ところで突然ですが、みなさんは1日何回、どのタイミングで歯を磨いていますか?

私の場合、朝昼晩の1日3回、食後20分ぐらいしてから磨くことが多いです。一回に掛ける時間は5分ぐらいでしょうか。電動歯ブラシと歯間ブラシを使って磨いています。

 

私のように1日3回(お仕事されている方はお昼は難しいと思うので2回)、食後に行うのが一般的だし、正しいものだと思っていたのですが、このところ朝は起きてすぐ磨くのが正しいと耳にするようになり、そう言えば日本に帰った時に兄家族はみんな朝起きてすぐに磨いているな。あれ?どっちが正しいんだろう?と疑問に思ったので、今回はちょっとその辺りのことなど整理してみました。

 

◎起きてすぐ?朝食後?朝の歯磨きのタイミング◎

朝食

 

朝の歯ミガキ。以前はだんぜん食後派の方が多かったと思うのですが、今は起きてすぐに行う方も増えているようです。

実際のところ、どちらの方が歯に良いんでしょうか?それぞれのメリットを見て行きましょう。

 

【起きてすぐ歯を磨くメリット】

 

起きてすぐ歯を磨くメリットは、就寝中に口の中で繁殖した細菌を一掃できること。

口の中には常時たくさんの細菌がいるわけですが、起きている間は唾液がそれらを洗い流して、繁殖を防いでくれているんですね。

それが寝ている間は唾液の量がぐんと減るために、自浄作用が弱まり、細菌がどんどん増えてしまいます。そういう訳で、一日のうちで一番口の中が汚れているのは、朝起きた時なのだそうです。ちなみに就寝中にふえた細菌の量はなんと便にして10g分だとか!!(って、例えがちょっとアレですが(^^ ;))。

 

朝起きてすぐに歯を磨くことで、寝ているうちに出来た歯垢を除去し、細菌が体内に流れ込むのを防ぐことが出来るというわけです。

 

【朝食後に歯を磨くメリット】

 

次に朝食後に歯を磨くメリットですが、これは昼食後や夕食後の歯ミガキと同じで、食後歯に付いた食べカスを除去すること、そして歯垢が出来るのを防ぐこと、つまり虫歯の予防ですね。

せっかく朝起きてすぐに歯磨きして、寝ている間に出来た歯垢や細菌を除去できても、食事をすればまた、細菌は増えだします。特に虫歯の原因菌であるミュータンス菌は、口内に残っている糖を栄養にして酸を作り出し、歯を溶かすわけですから、この糖は歯磨きで減らすのが一番有効です。

 

【じゃあ結局どっちが正しいの?】

 

こうしてみるとどちらも正しい気がしますよね。実際歯医者さんによっても意見は分かれるようです。

中には朝の歯磨きは、起床してすぐと食後の2回することを薦める歯医者さんもいますが、家事や身支度で忙しい中、朝から2回の歯磨きって、あまり現実的ではないですよね。

そこで、朝起きてすぐにうがいをして口の中を洗い流し、朝食後に虫歯予防のための歯磨きをすることを薦める意見も多いようです。

私もこれが一番現実的で有効な流れのような気がします。

 

◎こんなに大事!!就寝前のしっかり歯磨き◎

ランプシェード

 

そもそも今回、朝の歯磨きのタイミングはいつが良いのか知りたくて色々調べていたのですが、調べて行くうちに就寝前の歯磨きがとても重要だという事が分かりました。

上にも書いたように、口の中の細菌は唾液の分泌が少ない就寝中に繁殖します。繁殖した細菌のかたまりは歯垢となって歯に付着します。そして時間が経つと固い歯石となって、歯磨きでは取り除くことが出来なくなってしまいます。

 

歯石虫歯だけでなく歯周病口臭の原因にもなりますので、夕食後の歯磨きとは別に、寝る前に15分ほどかけて、デンタルフロスなども使いながら丁寧に歯磨きを行うことで、出来るだけ口内の一日の汚れを取り除いて、歯垢、歯石が出来辛い環境を作ることが重要というわけです。

逆に普段時間が無くて、例えば昼は磨けないという方でも、夜の就寝前の丁寧な歯磨きで、虫歯を防ぎやすくすることが出来るのだそうです。

 

◎食後に磨く時はしばらく待った方が良いの?◎

コーヒー

 

歯を磨く時にもう一つ気になるのが、食後すぐに磨くのか、それともしばらく経ってから磨くのかという事だと思います。

以前は食べたらすぐに磨くのが虫歯を防ぐ常識だったと思うのですが、いつの頃からか、食後は30分~1時間ぐらい待ってから歯磨きした方が良いと聞くようになりました。

 

私も20~30分置いて磨くことが多いのですが、これはただ食べた直ぐは口の中に多少なりともまだ何か残っているし、口の中が少し落ち着いてから磨いたほうが気持ちが良いからなのですが、調べてみたら、30分ほど待つというのにはもっとちゃんとした根拠があるんですね(^^;)。

 

この根拠は、食事の後すぐの腔内環境から来ているようです。

食事をすると、口の中のミュータンス菌という虫歯の原因菌が食べ物に含まれている糖を餌にして口の中を酸性にするのですが、この時に歯のエナメル質がもろくなり、一時的に歯が傷つきやすい状態になります。

時間が経つにつれて、酸性だった口内はアルカリ性に戻り、歯のエナメル質も再び固くなって歯の再石灰化が始まるのですが、食直後の口内が酸性の状態で歯を磨いてしまうと、歯が傷ついてしまうんですね。

特に普段から酢を使った料理や梅干し、ヨーグルトやフルーツなど酸を多く含むものをよく食べる方、それから胃酸や酸性の飲食物のせいですでに「酸蝕症」(さんしょくしょう。歯のエナメル質がすでに薄くなっている状態)と診断されている方は、要注意!30分から1時間ほど待ってから歯磨きをする方が良いそうです。

 

ただ、そうでない場合は、食後の口内が酸性になっている時間を出来るだけ短くするためにも、食後は10分以内に歯磨きするのが良いということです。

 

◎結論!私の場合◎

 

ちなみにフランスでの歯磨きはどういう感じなのかというと、やはり歯医者さんによって意見が違うようですね。ただこういう論議自体、日本ほどされていない様子。

朝の歯磨きについても、フランス人の友人に聞いてみたら、「え?もちろん朝食後に磨くよ。細菌なんて気にしたってどうせ多かれ少なかれ一日中ツバと一緒に飲み込んでるんだから、朝に少しぐらい多めに飲み込んだって大したことないんじゃない?」と気にも掛けない様子でした(^^ ;)。

 

まあ、確かにね。私も今まで朝起きてすぐに歯磨きしたこともうがいしたこともありませんが、至って元気に生きております、実際。。。

 

友人の一言に妙に納得してしまいましたが、そうは言ってもまあ、不必要な細菌は出来るだけ除去した方が良いかな、という事で、取り敢えず私の場合、こんな感じで行こうかと思います。

 

・まず朝起きたらすぐにうがいをする。

・毎食後すぐに、口内が酸性に傾くのを防ぐためにキシリトール入りガムを20分ほど噛む(キシリトールの効果についてはこちらをどうぞ)。

・その後出来るだけ丁寧に歯磨きをする。

・寝る前に総仕上げの歯磨きを15分ぐらい掛けてしっかりする。

 

・・・正直ちょっと面倒ではありますが。

 

でも20年後のことを考えて、認知症予防のために1本でも多く元気な歯を残せるように、あと単純に、歯の治療ってお金かかりますからね(^^ ;)、その節約の意味でも地道にやって行こうと思います。

目指せ80歳で自分の歯20本以上!!

あなたも一緒に目指しませんか!?

 

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