【パーク・アステリックス体験記①】基本情報&準備編♪
こんにちは!あん子です。
先週末に家族で『パーク・アステリックス (Parc Asterix)』に行ってきました!
日本じゃあんまり知られていませんが、フランスではディズニーランドより人気があると言われているテーマパークです(#^^#)
『パーク・アステリックス』は、今から約60年前にフランスで創刊された『アステリックス』と言う、古代ローマ時代のガリアを舞台にした国民的人気の漫画を主題にした、フランス独自のテーマパークなんですね。「アステリックス」はまた、この漫画の主人公の名前でもあります。
実は今年の夏休み。夫の仕事がモーレツに忙しく、日本の家族の方も訳あって受け入れ態勢が整っていないため、帰省することなくフランスでほぼ引きこもり的な地味~な夏休みを送っているんです(-_-;)。
その上このところ色々あって私の調子があんまりよくなくて、なかなかお泊りでお出かけというのも出来ず。。。なるべく子供たちと一緒に外に出るようにはしているんですけど、当然ながらそれだけじゃ子供たちも退屈しちゃってて。(汗)。
しかし夏休み2か月は長い!お泊り無しだと更に長い!!
と言うことで先週末、せめてもの罪滅ぼしのために行ってきたワケです。
このパーク、我が家では娘が学校で行った以外まだ誰も行ったことが無かったんですよね。というのも同じテーマパークならディズニーランドの方がキャラクター的に馴染みがあるし、パーク・アステリックスって場所ももの凄く遠いイメージが勝手にあったんですよ。なので我が家はもっぱらディズニーランドばっかりだったんです。
でも実際は、パリ郊外の南側に住んでいる我が家からだとペリフェリック(パリをぐるっと囲む環状道路)と高速道路を使えば、1時間掛からずに着くし、アトラクションもスペクタクルも充実していて、子供も大人も大満足なとっても楽しいパークでした(#^^#)
ということで前置きが長くなりましたが、今回は『パーク・アステリックス (Parc Asterix)』の体験記を、どど~んと3回に渡ってお届しようと思います!
フランス在住の方はもちろん、旅行でフランスに行く予定だけど、1日ぐらいはテーマパークで思いっきり遊ぶのも良いわねぇ。でもどうせだったらディズニーじゃなくフランスっぽいテーマパークに行きたいわぁ。という方の参考にもなれば幸いでございます<(_ _)>
※「小学校低学年からの家族向けアトラクション」の体験談はこちら♪
目次
◎改めて、パーク・アステリックスとは◎
『パーク・アステリックス』は1989年にパリから北35㎞程の所に開園されたテーマパークで、フランスの国民的漫画『アステリックス』の世界を再現しています。その広さは33ヘクタール。東京ドーム約7個分です。
古代ローマや古代ギリシャをテーマにしたアトラクションが並び、お土産屋さんやレストラン、お菓子や飲み物の売店も豊富です。
ものすごくザックリ言うと、フランスのディズニーランドと似たような構成で、入場後メインストリートを抜けるとシンボルのお城の代わりに、高い岩の上に乗ったアステリックスの像があります。そこから左右、奥の方に向かって、幼児向けから大人が楽しめる絶叫マシーン系までアトラクションが点在します。アトラクションの数は40種類!5種類ほどあるスペクタクルもなかなか好評のようです。
また敷地とつながっている公式ホテルもあります。1日じゃ足りない!という方には便利ですね。
※「パーク・アステリックス」は冬場は開園しておらず、2018年の開園期間は3月の末日から11月4日まで、9月10月も週末とトゥッサンのバカンス以外、平日はお休みです!!計画を立てる時に、下記の公式サイトで開園日と開園時間を確認されることをおススメします。
※パークの公式サイトはこちら(画面右上のボタンで英語サイトに切り替えられます):https://www.parcasterix.fr
※パークの開園時間の確認はこちら(仏語):https://www.parcasterix.fr/preparez-votre-visite/horaires-calendrier
※英語版はこちら:https://www.parcasterix.fr/en/plan-visit/opening
◎パーク・アステリックスへの行き方◎
車で行く場合(パリやその近郊から)
ペリフェリック(パリを囲む環状の高速自動車道)に乗り、Porte de la Chapelle(ポルト・ドゥ・ラ・シャペル)の出口を出て高速道路A1(リール方面)を進む。7番出口(sortie7)と8番出口(sortie8)の間にある「パーク・アステリックス行き専用出口」を出て進む。
※専用出口の2キロほど手前から「パークまであと2km」「パークまであと1㎞」と表示が出るので、分かりやすいです。専用出口を出て道なりに進んでいると、駐車場に着きます。
※Google mapsでみると「有料道路を通ります」と書いてありますが、実際はパークのオフィシャルサイトに書いてある通り、無料です。
※駐車場に入る前に車の中から係の人に駐車料を手渡すようになっています(2018年8月現在12ユーロ)。予め用意しておくとスムーズです。
※車で来る場合の情報、GPSコードはこちら(仏語)↓
・https://www.parcasterix.fr/preparez-votre-visite/venir-au-parc-asterix-voiture
※英語版はこちら↓
・https://www.parcasterix.fr/en/plan-visit/arrive-by-car
長距離バスOuibus(ウイビュス)
この長距離バスは、パーク行きがパリ市内やロワッシーCDG空港だけでなく、フランスの地方都市や近隣国からも出ています。
バスの中はWi-Fiやトイレ完備で、運賃もリーズナブルです。
ちなみに2018年8月現在、パリやロワッシーCDG空港からは片道5ユーロで、所要時間は30分前後です。
※発着地、料金、時刻表などの詳細&予約はこちら↓(左上のメニュー欄から、英語サイトに切り替えられます)
・Ouibus公式サイト:https://fr.ouibus.com/destinations/parc-asterix
パリのメトロ1番線と7番線のPalais-Royal – Musée du Louvre(パレ・ロワイヤル ミュゼ・デュ・ルーブル)駅そば「Carrousel du Louvreカルーゼル・デュ・ルーブル」の地下3階のバスパーキングから出ているシャトルバスです。往復料金で、12歳以上は20ユーロ、3歳から11歳が16ユーロ、3歳未満は無料となっています(2018年8月現在)。
※バス乗り場の詳細、予約はこちらの「EN NAVETTES」を参照下さい↓
・https://www.parcasterix.fr/preparez-votre-visite/venir-au-parc-asterix-voiture
※英語の場合は、下記のリンクで英語サイトに飛んだあと、「EN NAVETTES」
・https://www.parcasterix.fr/en/plan-visit/arrive-by-car
8人乗りミニバン
SuperShuttleという会社が運営する8人乗りミニバン。8人で片道79ユーロ(2018年8月現在)。各空港やパリ市内からも運航しているようです。要予約。
※詳細、予約はこちらの「EN MINIVAN PRIVATIF」からどうぞ↓
・https://www.parcasterix.fr/preparez-votre-visite/venir-au-parc-asterix-voiture
※英語の場合は、下記のリンクで英語サイトに飛んだあと、「IN A PRIVATE MINIVAN」
・https://www.parcasterix.fr/en/plan-visit/arrive-by-car
旅行でCDG空港からそのまま直接パークに行ってまた空港に戻る場合は、こちらが安くて便利です。
CDG空港(ターミナル1)にある「パーク・アステリックス専用窓口」で係の人に案内してもらってシャトルバスに乗ります。
料金は往復料金で、12歳以上は9ユーロ、3歳から11歳が8ユーロ、3歳未満は無料(2018年8月現在)。
サイトで紹介してあるように、パリからRERに乗ってこちらを利用することも出来ますが、その場合はRERの料金が別途かかるので、特にシャトルバスにこだわらないのであれば、上記の「Ouibus(ウイビュス)」でパリ市内から乗った方がお得だと思います。
※運行時間などの詳細や予約はこちらの「EN RER+ NAVETTES」を参照下さい↓
・https://www.parcasterix.fr/preparez-votre-visite/venir-au-parc-asterix-voiture
※英語の場合は、下記のリンクで英語サイトに飛んだあと、「BY RER AND SHUTTLE」
・https://www.parcasterix.fr/en/plan-visit/arrive-by-car
◎チケットの料金◎
2018年の通常料金(窓口料金)は12歳以上が49ユーロ、3歳から11歳が41ユーロ、3歳未満は無料です。このチケットは年中有効(ただしハローウインのイベント時期(2018年は10月31日~11月3日)を除く)で、ネットで買っても同じ料金です。
ただネットでは、他にも期間によって色々なタイプのお得なチケットが売られているので、下記の公式サイトで事前に調べることをおススメします。
また、時間の無い方はチケットを買う時に一人25ユーロ上乗せすれば、人気アトラクションに優先的に乗ることが出来ます。
ちなみに我が家は今回、あえて窓口で購入しました。というのも子供に買った夏休みの復習テキスト「Cahier de Vacances」(日本の“夏休みの友”みたいなやつ)に、大人2人入場につき小人1人無料になる割引券が付いていたんですよ!はっはっはー。でもそれを使うためにはチケットを窓口で、通常料金で買わないといけなかったんですね。結果的に、サイトに載っていた他の割引よりも安く買えたので良かったです^^。
あとちなみに窓口でチケットを買う場合は、パークに入る前に荷物検査があって、そこを通った後に窓口があります。
※チケットの詳細や購入はこちらです(仏語)↓
・https://www.parcasterix.fr/découvrez-nos-offres
※英語版はこちら↓
・https://www.parcasterix.fr/en/offers
◎レストラン、売店◎
パークの中には、普通のレストランからブッフェススタイル、ピザ・パスタのお店、ハンバーガーショップなど、15店が点在しています。その他、簡単なサンドウィッチ、ホットドッグ、アイスクリーム、スムージーを売る売店も豊富です。
水やジュースもあちこちで売っていて、ジュース系が3ユーロ(500㏄)、ミネラルウォーターが2.8ユーロ(500㏄)でした(2018年8月現在)。
食事のセットメニューは、「LE RESTAURANT DU LAC」という外装が野菜や果物で覆われているレストランが一番高くて大人21ユーロ~25ユーロ、小人8.5ユーロ~で、ビザやハンバーガーショップのセットメニューだと大体どこも大人9.5ユーロ~、小人5.9ユーロ~です(2018年8月現在)。
ちなみに我が家はお昼はあまりお腹が空いていなかったので、「CAÏUS」というピザ屋さんでササッと済ませました。食べるよりも乗り物優先と言うことで。レストランよりかなり簡素ですが、チキンバーガー(burger Césarだったかな? )美味しかったですよ^^。
その代わりに夜はガッツリ食べる予定だったのですが、レストランに入る直前に、まさかのカード不携帯が発覚し、結局何も食べずにとっとと家に帰るはめになってしまいました。トホホ。
ところで前出の「LE RESTAURANT DU LAC」という外装が野菜や果物で覆われているレストランでは、イノシシ肉のハンバーガー(burger de sanglier バーガー・ドゥ・サングリエ)が、「LE RELAIS GAULOIS」というレストランではイノシシのバーベキュー(brochette de sanglier ブロシェット・ドゥ・サングリエ)が食べられます(もちろん他のメニューも揃っています)。
イノシシ肉のお好きな方はどうぞ^^。
※レストランの詳細と予約はこちら(仏語)↓
・https://www.parcasterix.fr/offres/restauration
※英語版はこちら↓
・https://www.parcasterix.fr/en/offers/restaurant-list
◎ホテル◎
ホテルは「LES TROIS HIBOUX レ・トロワ・イボー」と、今年(2018年)の4月にオープンしたばかりの「LA CITE SUSPONDUE ラ・シテ・スュスポンデュ」という公式ホテルが2つあります。いずれもパークから徒歩で行ける距離で、評判も上々のようです。
今回は日帰りで行ってきたので実際に使った感じは分からないのですが、いつか泊まる事があったらご報告しますね。
※公式ホテルの詳細&予約はこちら(仏語)↓
・https://www.parcasterix.fr/offres/séjours
※英語版はこちら↓
・https://www.parcasterix.fr/en/offers/stay
◎その他、気を付けることetc…◎
館内にはベビーカーや車椅子の貸し出しもあります(受付(ACCUEIL)で貸してもらえます)。授乳室や、携帯のチャージポイントも館内地図に書いてあるので、事前に受付でもらっておきましょう。受付はパーク入園後、前方右手にあります
お土産は、こちらもザックリ言うとディズニーランドと似たような品ぞろえですが、キャラクターはアステリックスの漫画に出てくるものだったり、普通の遊園地にもありそうな、大きなドーナッツのクッションとかそんな感じです。今回はお土産屋さんはササっと回っただけなので、次回行った時にしっかり見て来ますね(^^;)
あと注意事項ですが、アトラクションによっては水が容赦なくバシャバシャかかるので、白系の服など濡れたら透ける洋服は着てこない方がいいですよ!!サマードレスなんかも濡れて張り付くので辞めておいた方が無難。実際ドレスやスカート系の女性は殆どいませんでした。みんな分かっているんですねえ。でも知らずに白系のチュニックやズボンを履いてきて、お尻が水ジミでべっとり汚れている気の毒な人も何人か見掛けましたが(^^;)。
半ズボンは結構多かったですが、濡れるから暑い日じゃないと後が寒いかも。
足元も殆どの人がスニーカー系で、たまにサンダル履いた女性がいるくらい。でも結構歩き回るので、出来ればジョギングシューズとかの方が良いかと思います。とにかくびしょ濡れになる可能性もあるので、間違っても皮の靴なんて履いてこないようにしましょう!!
同様に皮のバッグなんかも気を付けた方が良いです。そういう私は皮のショルダー持って行ったんですが、1個目のアトラクションで早くもびしょ濡れにするところでした(汗)。とっさにTシャツの下に隠したので難を逃れましたが、座る場所によって悲惨な事になっていたかも(^^;)。
なので、多少濡れたり汚れたりしてもかまわないリュックにするとか、皮のバックを覆えるビニール袋を持って行くとかしたが良いと思います。
それから今回、持って行くと便利だと思ったものは、フェイスタオルとミネラルウォーター。
フェイスタオルは水系のアトラクションの後に頭や身体を拭くため。髪の毛からなんならパンツ(下着)までびしょ濡れになることがあるので(^^;)。
あとお子さん連れのご家族は、可能ならミネラルウォーターも何本か持って行くといいと思います。もちろん館内でも売っていますが、50㏄で2.8ユーロと結構します(^-^;)。庶民な我が家は大人2人、子供2人でミネラルウォーター3リットルを小分けにして持って行きましたが、絶叫系マシーンで結構喉が渇いたので、夕方ごろにはそれも無くなってしまいました。
と、大体こんなところでしょうか。
ではでは、次からいよいよアトラクションの体験談です!!(#^^#)
※「小学校低学年からの家族向けアトラクション」の体験談はこちら♪