ドライマウスやほうれい線にも!虫歯予防だけじゃないガムを噛む効果
こんにちは、あん子です。最近やっと勇気を出して暖房を切りました^^
今年の冬は寒くて、3月下旬でもかなり冷え込んでいたんですけど、いやーまさか4月に入ってまで暖房つけっぱなしになるとは思いませんでした!
今月のガス代高いんだろうな・・・orz。
ところで今回もまた「ガムを噛む効果」について書こうと思います。
前回はガムを噛むことで得られる「緑内障予防効果」「老眼予防効果」そして「認知症予防効果」についてお話しましたが、今回はその他の効果と、ガムの成分としてよく使われる甘味料、キシリトールについて書こうと思います。
よろしかったら引き続きお付き合いください^^
◎虫歯の予防効果◎
ガムを噛むことの効果と聞いて多くの方が一番初めに思い浮かべるのは、この“虫歯予防効果”かも知れません。
CMの影響もあって、キシリトールといえば、虫歯予防とか、虫歯にならないとかそういうイメージがあると思います。
実際下の方でも説明しているように、キシリトールには虫歯を防ぐ効果があります。
ただ、じゃあキシリトールが入っていなければ効果が得られないかと言えばそうではなく、一番大事なのは、噛むことで唾液が出やすくなるという事なんですね。
唾液がたくさん出ることで、虫歯の原因と言われている「ミュータンス菌」を洗い流したり、歯を溶かす酸を中和して、虫歯を出来にくくしたり、歯の再石灰化を助けることが出来ます。
虫歯が出来にくくなれば、その分歳をとってからも自分の歯を健康に保てるわけですから、前回お話ししたように認知症の予防にも繋がるわけです。
ただ、出来れば普通の砂糖の使ってあるガムよりもキシリトール入りのガムを噛んだ方が、もちろんその効果はより高くなります。
また、いくらキシリトール入りのガムを毎食後噛んでも、全ての歯の汚れや歯垢を落とせるわけではありません。
中には“キシリトール入りのガムを噛む方が歯ミガキよりも効果的”なんて極端なことをいう人もいますが、ガムは飽くまで虫歯予防の手助けにしかなりません。
ガムとは別に、歯磨きはきちんと行うことが大切です(ハミガキのタイミングについてはこちらをどうぞ)。
◎更年期障害などによるドライマウス予防効果◎
辛い更年期障害の症状の1つに「ドライマウス」というのがあります。
私の場合、まだ(?)そこまで酷くはなくて、以前より喉が渇くとか、一日中水分を取るようになったぐらいですが、症状のひどい方は口の中がカラカラに乾いて、飲み込む唾液すらなくなるそうです。
これは辛いですよね・・・。
でもなぜこのような症状が出るかと言うと、そもそも更年期障害の様々な症状は、女性ホルモンのバランスの乱れが引き起こすわけですが、唾液の分泌も女性ホルモンの影響を受けており、その乱れが唾液の分泌を妨げているのだそうです。
先ほどお話ししたようにガムを噛むことで、自然と唾液の分泌が盛んになるため、ドライマウスを和らげることが出来るというわけです。
◎ほうれい線や顔のたるみの予防効果◎
ガムを噛むことはまた、ほうれい線や顔のたるみにも効くと言われています。
ほうれい線。本っ当に気になりますよね!!でも一度出来てしまうとなかなか取れないどころか、深くなる一方で・・・orz。
保湿を十分にとか、マッサージが効くとか色々言われるけれど、他にもあちこち気を遣わなきゃいけない中、私なんかはそこまでやる気力もなく、ひと冬ひと冬開けるごとに深くなっていくほうれい線やたるんだ肌を諦め半分眺めております。。。あ~あ・・・。
このほうれい線が出来てしまう主な原因は、唇の周りをぐるっと囲む「口輪筋」という筋肉の衰えだと言われているのですが、この口輪筋や笑う時などに使われる表情筋をガムを噛んで鍛えることが出来、結果的にほうれい線やたるみを解消できるのだそうです!
ガムを噛むだけで少しでも解消できるのなら、お安い御用!!
ただ注意点が1つだけあって、それは必ず左右両側で噛むということ。
これは両側にガム1個ずつ置いて同時に噛むという意味ではなく、例えば右側で50回噛んだら左側で50回とか、そういう事ですね^^
こうすることで、もともと左右どちらかに噛み癖があって、顔が歪みがちな方も、表情筋の矯正が出来るのだそうです。
逆に片側だけで噛んでいると、そのうちに顔が歪んでくるそうです。こ、怖い・・・。
◎その他の効果◎
ガムを噛むことは他にも良いことがたくさんあります。
唾液に含まれる唾液ホルモンの働きで、新陳代謝が促されたり、よく噛むことで顎の骨が強くなり、歯並びが良くなったり、ミント系のガムを噛むことで過剰な食欲が抑えられたり、単純に口臭の予防にもなります。
また唾液で口の中の湿度が保たれることによって、風邪のウイルスなどを寄せ付けにくくもなるそうです。
◎キシリトールとは?その働き◎
ガムの原料としてよく目にする「キシリトール」。実際にどんな働きがあるのか、何んとなくしか分かっていなかったので、こちらもちょっと調べてみました。
キシリトールとは、白樺の木や樫の木のほか、イチゴやホウレン草などにも含まれている天然の甘味料で、歯に良い効果がたくさん含まれています。
まず砂糖と違って、食べても口の中にいる虫歯の原因菌(ミュータンス菌)の栄養になることがありません。
ミュータンス菌は口の中に残っている糖分を元に酸を作りだして、歯を溶かして虫歯を作るわけですが、キシリトールはミュータンス菌が酸を作ることを妨げるばかりか、ミュータンス菌自体を減らす効果があるそうです!
また虫歯の原因である歯垢を減らしたり、歯の再石灰化を助ける働きもあるのだとか。
それから砂糖と比べて甘さは変わらないものの、カロリーにすると砂糖の3分の2ほどだという事で、なに気にダイエットの見方でもあるんですね! 有り難いです。
ちなみに虫歯予防として噛むタイミングですが、これはご飯を食べた後すぐ、歯を磨く前に、キシリトール入りのガムを噛むのが効果的だそうです。
◎まとめ◎
ふだん何気なく噛んでいるガム。でも実は色んな効果があったんですね。
前回お話しした「緑内障の予防効果」「老眼の予防効果」「認知症の予防効果」、そして今回の「虫歯の予防効果」「ドライマウスの予防効果」「ほうれい線やたるみの予防効果」etc…
普段の生活に簡単に取り入れられて、これだけ色々な効果が得られるなんて、ちょっと凄いと思いませんか?
私は今回色々調べて、軽く感動してしまいました(←単純です(笑))。
という事で、これからは毎食後せっせとガムを噛もうと思います!
あ、その後の歯磨きも忘れないようにしなきゃ^^