1日5分!「お尻歩き」で体の不調をまとめて改善
こんにちは。この冬はずっと運動不足で、なんだか体がモッサリ重い、アラフィフ主婦のあん子です。
お腹周りも太腿もずいぶんサイズアップしたような。。。
鏡で見てもそんなに変わっていないんですけどね。でも確かに重く感じるんですよ。それで体脂肪を測ってみたら・・・わーやっぱり。3か月前より3%アップ!!(汗)
それに朝起きた時の手足の“むくみ”も気になります。
この、ぶくぶく~っとだらしなく太った感じ。どうにかしたい!!でも外は雨だし、肘は痛いし、コンタクト禁止で何にも見えないし・・・。
なにか手を使わず目もつぶって出来る、お手軽なエクササイズはないかなーと考えてみたら、有りました有りました!「お尻歩き」です。
たしか1日5分でダイエット効果のみならず、色んな事に効くという話だったはず。。。
という事で、今回は冬場やお天気の悪い日にピッタリの簡単エクササイズ、「お尻歩き」について、その効果とやり方を調べてみました。
◎お尻歩きとは?◎
床に足を前に延ばした状態で座り、そのままお尻を左右交互に動かして、前に進んだり後ろに戻ったりする運動で、お腹周りや下半身痩せだけでなく、体の様々な不調に効くと言われています。
◎お尻歩きの効果◎
お尻歩きの主な効果として、骨盤矯正効果、便秘や冷え、むくみ、腰痛の改善、お腹や腰まわりのシェイプアップ効果などがあります。
女性にとっては嬉しい効果ばかりですよね。
ちなみに骨盤矯正効果ですが、よく“骨盤の歪みを治す”なんて聞きますが、あれは骨自体が歪んでしまっているわけではなく、実際は骨盤を構成している3つの骨の位置がずれているという事。
運動不足が続いたり普段の姿勢が悪かったりすると、骨盤を構成している「仙骨」「寛骨」「尾骨」を支えている筋肉がゆるんで、骨の本来の位置を維持できなくなります。その結果、姿勢が悪くなり、次第に疲れやすい体になって行くんですね。
お尻歩きでは、この骨盤を支えている筋肉「腸腰筋」を鍛えることになり、骨盤のずれも次第に解消されるというわけです。
また、お尻歩きを続けることで体の深部の筋肉(インナーマッスル)が鍛えられて代謝がアップするため、冷え性も改善されますし、内臓も正しい位置に戻り、「便秘の解消」引いては「むくみの解消」にもつながります。
さらにインナーマッスルだけでなく、腰まわりの筋肉も鍛えられるため、続けていくうちにお腹やお尻が引き締まり、腰を支える筋肉が強化されて、腰痛も改善されていきます。
◎お尻歩きのやり方◎
ではさっそく、そのやり方をご紹介。
基本編
①楽な服装で床に座り、両足を伸ばします。
②背筋を伸ばします。
③足を閉じて、つま先は上に向けたまま、お尻を交互に前の方に出して10歩前進したら、今度は10歩後進します。この時、手は自然に膝の上に置いておきます。
④10歩前進、10歩後進を1セットとして、1日に3セット行います。
もの凄~く運動不足で、ちょっとキツイという方は、初めのうちは足を曲げて行い、慣れてきたら足を伸ばしてやってみて下さい。
上級編
逆に基本のやり方では物足りないという方への「バージョンアップ編」も2つ紹介しますね。
1つ目は、「腕組みバージョン」。
両腕を前の方に肩の高さまで上げます。そのまま肘を曲げてお互いの二の腕を持ち、お尻歩きを行います。背筋に効いて、姿勢も良くなります。
2つ目は、「足を床から浮かせて行うバージョン」。
足を前に伸ばすか、曲げた状態で床から浮かし、そのままお尻歩きを行います。
このバージョンは、足の反動を使わずに進むので、そのぶんしっかりとお腹や腰まわりの筋肉を使うことが出来ますが、やってみるとかなりキツイですし、腰の弱い方には負担が強すぎるので、まずは基本のやり方に慣れて、様子を見ながら行う方がよさそうです。
頻度と注意点
頻度としては、まずは1日に前方に10歩、後方に10歩を3セットから始めて(2分も掛かりません)、慣れてきたら徐々に歩数やセット数を増やしていきます。
簡単だからと言って、間違っても最初っから30分!なんて張り切り過ぎないようにしましょう!2日で挫折します。
また床がフローリングだとお尻が痛くなるので、畳やカーペットの上でやるか、ヨガマットなどを敷きましょう。
それから、他のエクササイズにも言えることですが、「お尻歩き」も効果には個人差があり、実感できるまでにある程度時間が掛かるようです。特にダイエット目的の場合は数か月かかることも。。。
もしも本格的にダイエットをするのであれば、他の運動と併用するのが良いかもしれません。
ということで、今日は「お尻歩き」のご紹介でした。
私もがんばるぞーっ!!