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フランス人に教えてもらった、ブラジル人が歌う日本語の歌

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タンポポ綿毛
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こんにちは!あん子です。

先日、息子の小学校で歌の発表会がありまして、そこでCE1とCE2(日本の小学校2、3年生)の子供たちがとってもかわいい日本語の歌を歌ってくれました。『WARASHIわたし』っていう歌なんですけど、皆さんご存知ですか?

なぜまた日本の歌を?と思ったら、あのセリーヌ・ディオンが日本のコンサートで歌っていて、それをCE1の先生がDVDか何かで観て、今回みんなで歌おうと思ったらしいです。

1か月ぐらい前に息子の担任の先生から「今度みんなで歌う日本語の歌の歌詞の意味を教えてほしい」と頼まれたんですけど、聴いたことのない歌だったのでてっきり最近の歌なんだと思っていたら、実は何十年も前の歌なんですね。

 

歌詞を翻訳するために色々調べていたら、YouTubeでTrio Esperança(トリオ・エスペランサ) というブラジル人女性ボーカルグループが歌っている動画がいくつかありました。彼女たち、現在はなんとパリを拠点として活動しているそうです。

で、その動画の中でのトークによると、むかしTrio Esperança が日本に行った時に初めて雪を見て、とっても素敵だったけど同時に自分たちの祖国ブラジルの太陽や砂浜の事が思い出されてちょっと恋しい気持ちになって、その時に彼女たちのお兄さん(弟?)がブラジルを思って曲を作ったそうで。でも「ラララ~」で歌うのもなんだから、誰かに歌詞を付けてもらおうという事で、知り合いの日本人に頼んで出来たのがこの歌だという事でした。「日本語の歌をブラジル人が歌うとこんな感じです(笑)」なんて言って歌ってましたけど、ボサノヴァ調でハモリも見事でなかなか素敵です(振り付けがベトナムか?中国か?っていう感じですが^^)。

 

で、その歌詞を付けた方と言うのがsandii(サンディー)という日本の女性歌手で、この方なんと1976年に世界歌謡祭でグランプリ最優秀歌唱賞を受賞したほどの歌唱力を持つ凄い方なんですね。その後も細野晴臣プロデュースのアルバムを出したり、サンディー&ザ・サンセッツとして世界各国でツアーを行ったりされていたそうですが、90年代中ごろからご自身のルーツであるハワイ音楽に傾向されて、2000年代からはフラダンス教室も経営して精力的に活動していらっしゃるようです。

 

しかも何と‼私が子供の頃に大好きだった「ルパン三世」のエンディングテーマ『ラブ・スコール』も別名でこの方が歌っていたことが発覚!!

懐かしい~!不二子ちゃ~ん!!

何気にそこに一番感動してしまった私です(笑)。

 

で話を戻すと、YouTubeのコメント欄に「小学校の時歌った!」とか「今度中学で歌う!」とかフランス語でちょくちょく書いてあるので、フランスでは何気に有名な歌なのかも知れません。

ちなみにTrio Esperançaが歌うバージョンでは、途中で❝スミマセン、ハイ!❞という、歌詞の意味と何の関係もない謎の合いの手(?)が入っているんですけど、sandiiが歌うバージョンには入っていないので、これはTrio Esperançaが後から付け足したんでしょうかね。なかなか唐突です(笑)。

 

著作権の問題などあるので、ここに歌詞もYouTubeの動画も載せられないのが残念なんですけど、とっても可愛い素敵な歌なので、よかったら聞いてみて下さいね^^。

 

 

 

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